しばしの、お別れ。
7月31日で、当店から徒歩15秒「米子やよいデパート」が一旦クローズとなりました。食料品・日用品を扱っていた核テナントの撤退に伴う改装となり、秋の再オープンまで、しばらく寂しい角盤町です。
43年の歴史があり、感傷がないわけではありません。
店の上階で育った私にとっては一番身近なスーパーでしたし、
いわゆる「はじめてのおつかい」もやよいでした。
この夏は「ちょっと暑いからアイスを買いに」「トイレットペーパーを急いで買ってこなければ!」「お弁当をサボったので、買って済まそう」「晩ご飯の材料を帰りに買って帰ろう」などといったことができなくなります。
ご近所の皆さんも困られています。別のお店まで行ける方は期限付きの不便は我慢できるでしょうが、「やよい」は自動車も自転車も乗れない高齢者の方が多かったお店。いわゆる『買い物難民』が米子の中心市街地に急激に生まれたことになります。
何を非難するものでもありません。
ただ、こういった出来事を「自然淘汰」の様に語る方もいらっしゃいますが、私は与しません。あらゆる商売は単に互いに競争をしているだけではありません。
ライフラインのような存在が一瞬でも消えることは、米子に住む私たちの生活に広く薄く影響していくということを、ひとりでも多くの市民に気づいていただければ、と願っています。
【ごあんない】
お車でご来店のお客様へ。
「やよい」駐車場は当面の間、ご利用いただけません。
当店至近の「APパーク(高島屋東館・コムサイズム向かい)」、
「高島屋第一/第二駐車場」「四日市駐車場」などをご利用下さい。
上記駐車場はサービス券を差し上げます(ご購入のかたに限ります)。
- 2013.08.02 Friday
- カクバン町便り
- 18:58
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